【逆転赤白裁判】に出てきた人達の最終話ネタバレ設定は続きからどうぞ！

各話荒筋は、また後日にしようかと思います。
思いの外、人物だけでも長いんだ…！

逆転裁判をやられたことのある方なら、きっと、
「嗚呼…こういう関係図、ありそう」と思って頂けると思います！！

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【　我勢堂　慶一　】　ガゼイドウ　ケイイチ
　主人公。ベテランの弁護士。依頼された仕事は全て請け負う、「断らない弁護士」。
　依頼人を信頼しているから――等という美談にはほど遠く、依頼人の話も聞かないし最低限と思われる調査しかしない。其れは、事件に深入りしない為の境界線である。
　「真実」追求の為に被害者、被告人、証言者、そして自分の感情は邪魔だと考えている。
　皮肉屋で、傲慢に見えるが、かなり生真面目。また、性根は熱い。
　色嶋の事件（第一話　欺かれた裁判）を担当し、色嶋につきまとわれるようになって少しずつだが変化していく。

　過去、とある殺人事件の弁護を担当（第四話　暴かれた裁判）。被害者は誘拐犯、被告人は誘拐された子供の父親であった。
　裁判が進行していく内に、誘拐事件そのものの異常に気が付く。被告人を信じていたが、目を逸らせぬ「真実」に苦悶。
　誘拐事件そのものが、父親が被害者と共謀して起こした物であることが判明。誘拐された子供は重傷を負い、父親と被害者は金の取り分で揉め、その結果の事件であったことが分かる。
　被告人を弁護する立場であるはずの自分が、被告人の罪を暴いたことに後悔し、事件に深入りしなければこれほど悔やむことはなかったと結論付ける。結果、人の心から目を反らすようになった。

　赤染の事件（最終話　裁かれる裁判）では、かなり食い込んだ捜査を行い、結果負傷。最後の日の裁判を色嶋に託した。


【　色嶋　銀次　】　シキジマ　ギンジ
　裏クラブ（違法カジノ）で発生した殺人事件（第一話　欺かれた裁判）で被告人となった若者。所謂チャラ男。
　ある特殊ルートから依頼を受け付け、完璧にこなす何でも屋をやっていたが、其れを悪用されて容疑者になってしまう。
　あまりに証拠が多かった為、殆どの弁護士に避けられ最終的に我勢堂に辿り着いた。
　無罪の判決を受けた後、我勢堂につきまとって捜査や裁判に立ち会うことになる。
　発想が豊かで、其れがヒントになることも多々。

　ウェイトレスの事件（第二話　紛れ込んだ裁判）で、被告人のウェイトレスに一目惚れするも振られる。教会での事件（第三話　罰せられた裁判）では証人のシスターに一目惚れするも振られる。かなりのプレイボーイである。

　赤染の事件（最終話　裁かれる裁判）の最終日は、負傷した我勢堂の代わりに弁護しバッチを付けて登場。素人丸出しだが、着眼点の良さで事件を解決に導く。
　事件解決後、弁護士試験を受けることになるが、結果は……


【　赤染　刃　】　アカゾメ　ヤイバ
　検事。ウェイトレスの事件（第二話　紛れ込んだ裁判）より正式に検事席に立つ。新人であるが、様々な事件の裁判に立ち会い、勉強を重ねてきたので、戦歴の割に腕が良い。
　たいそうな宗教家で、首に十字架を提げている。また、被告人は「神が導いた罪の有る人」であり、裁判はその「罪を見極める場」としている。「真実」＝「神の導き」として、其処に至るまでにあらゆる手段、犠牲は問わない、優男の外見に見合わぬ冷徹な性格。
　また、罪人に対して凄まじい憎悪を抱いている。顔に傷が有り、日常生活に支障は無いと言いつつも、右腕が不自由である。

　本名、赤園　忍（アカゾノ　シノブ）。誘拐事件の被害者であり、父親は後に被告になる（第四話　暴かれた裁判）。誘拐に遭った際、誘拐犯に傷つけられ体中と顔、そして右腕に傷を負った。また、後に父親が殺人を犯し、逮捕されるという衝撃も含めその前後の記憶は曖昧である。証言台にも立ったが、弁護士であった我勢堂を覚えていないのはその為。
　上記事件後、教会に引き取られて育ち、罪人を裁く立ち位置として検事を志す。その際、解明し、「心を無くして向かう」という意味で「忍」→「刃」となった。苗字もこの時に変えている。

　後に殺人事件の被告人となり（最終話　裁かれる裁判）、担当検事の白面に精神的にも追い詰められ、崩壊間近を迎えるが我勢堂や色嶋の働きかけにより、最後にはより一層の成長を迎えることとなる。



【　白面　栄候　】　ハクメン　エイコウ
　検事。赤染の事件（最終話　裁かれる裁判）の担当検事を務める。もうすぐ退職を迎える壮年で、常に杖を突いて歩いている。
　被告人を有罪にする為に手段、犠牲をいとわず、また精神的に相手を追い詰める術にも長けていて、ほぼ負け無しと言われている有能な検事である。